アーティクル
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修士会だより 2021年1月号

 コロナ禍での活動について

 新年明けましておめでとうございます。
 佳い年をお迎えになられたことと存じます。日頃より会の運営と活動に対しましてご協力とご理解を賜り心より感謝申し上げます。
 さて、新型コロナウイルスが世界的に蔓延してから、一年が経とうとしていますが、収まる気配もなく、さらに変異種が出てきたりして感染者は増加の一途です。ワクチン開発も進んではいるようですが、この段階で抑え込むには至りません。
 私達は、万全の対策を講じながら行動して参りましたが、残念ながら1月に入り、会員の中から新型コロナウイルスに感染された方がいらっしゃる事が判りました。全国的な感染拡大と併せて、大事を取り新春研修・互礼会は中止させていただきましたが、当会から感染者が出たことにより、事務局及び会の活動を1月末まで停止させていただきます。尚、四役会、常任理事会等の会議につきましては、リモートで行う予定にしております。さらに、3月の一泊研修は、一日研修に変更させていただきますが、「春の1日研修」については、別掲の通りです。また、特別公開講座につきましては、公開とせず、通常研修としたいと思っています。
 今年もコロナ禍により、企画がなかなか実践できませんが、やはり生命第一に考える観点から、状況を的確に把握しながら判断して参りたいと思います。

2月合同研修のお知らせ
日時:令和3年2月27日㈯ 14:45~16:15 Zoom配信のみ
演題:『2つの国立競技場とその歴史的文脈 練兵場からオリンピックレガシーへ』
    はせがわ かおる
講師:長谷川 香 氏 東京理科大学助教
事務局に参加申込のメールを送っていただいた方に後日、URLを返信させていただきます。

3月春の1日研修のお知らせ
日時:令和3年3月13日㈯ 13:00~17:00
場所:新国際ビル9階 日本交通協会会議室 ※Zoom配信もあります

第1講座 演題:「南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる」(仮題)
   わたぬき じゅんこ
講師:渡貫 淳子 氏 第57次南極地域観測隊設営・調理

第2講座 演題:「いのちのおわりの向き合い方」
  ごかん めぐみ
講師:後閑 愛実 氏 看護師、看取りコミュニケーション講師 AHA-BLS・ACLSインストラクター

新型コロナウイルス感染予防のため140名収容の会場にて定員70名での実施を予定しております。
感染拡大等の状況により日程変更やZoom開催となる可能性もありますのでご了承ください。後日、改めてご案内いたします。

学院だより
 47期生は12月5日に教室にて学院長ゼミナールを開催しました。
 タイトルは「現代社会における各種のハラスメントについて」。1時限目は石山学院長による基調講義-福岡地裁の判例-を含めて、受講しました。昼食の前に、秋山修士会会長にゼミの経緯を含めてご挨拶をいただきました。2時限目は2チームの編成でハラスメント問題とは、法規制が広まった背景・原因と実態、対処法等課題解決ソリューションについてアイデアラッシュの討論をしました。3時間目に全員がそれぞれの考えを発表して、石山学院長の講評を受けました。
 1月9日㈯に新年互礼会を予定していましたがコロナ禍で休講としました。16日の講座は緊急事態宣言が発令されたことで休講とするか検討しましたがオンライン授業を実施することで対応することにしました。教室での講座を「Zoom」で受講をしていただくこととし、対面受講希望者にはご出席いただくこととしました。今後のため、生命保険修士会のご支援を受け、ハイブリット方式での実施となりました。

在校生と修士会・会員が講座を一緒に受講する聴講制度の活用のお願いをしています

コロナ禍でオンライン聴講の実験をして、実施できる体制づくりを検討中です
 講座を聴講する場合の聴講料は1コマ(1時限)につき1,000円。ただし1科目の最大受講料は3,000円です。
 当日受付で納入下さい。科目単位の聴講がお勧めです。資料準備のため事前FAX、又はメールで申込を希望します。

次期入学候補者(48期)の体験受講(聴講)について
 本人・同行者とも無料としています。ただし各科目とも1時限を限度としています。

2・3月の学院講座科目

社会保障論
博士(商学)
流通経済大学准教授
百瀬 優 先生
社会保障と民間保険は重なり合う部分があります。それゆえに、社会保障の知識は、生命保険の営業をするうえでも必要不可欠と考えられます。講義では、社会保障の全体像を説明した後に、公的年金、医療保険、子育て支援の現状と
課題、改革の方向性を論じます。

経 済 学
早稲田大学教授 
経営経済学博士
藁谷 友紀 先生
経済事象をどう捉えたらよいか、経済学の歴史に大きな足跡を残した経済学者をとりあげ、彼らが問題をどう把握しどのように立ち向かったかを検討しその現代的意味について考える。

保険契約法
大原大学院大学教授 法学博士
石山 卓磨 先生
保険契約法について基礎から多角的に考察したいと思います。そこで、まず、「法」それ自体の意義を考察し、ついで、わが国の法制度の全体像を概観します。そして、保険制度を規制する各種の法律(保険法・保険業法)を概観します。そして、保険約款についての検討に移ります。保険契約において保険約款はどのような役割を果たしているのか、現在、保険約款に関してはどのような問題が提起されているのかを考察します。

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